公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第3章 在宅における治療技術

7.持続皮下注入法(茅根 義和)

特に内服が困難な重症患者の在宅ケアにおいて、確実な効果を生むことができる持続皮下注射は、在宅医にとって必要不可欠な手段です。ここでは持続皮下注射についての系統的な知識を、動画を交え学習します。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「7-1 持続皮下注入法とは」(3分31秒)では、内服困難な患者さんに対する水分や薬剤の投与経路の選択肢のひとつとして持続皮下注入法が患者のQOL向上につながることを理解します。
「7-2 適用と使用する薬剤(1分33秒)では、持続皮下注入法を用いた疼痛・鎮静・制吐などの実際について講義します。
「7-3 使用するポンプ」(1分51秒)では、在宅医療の現場で利用されているポンプの実機を実際に紹介します。特に麻薬使用時の注意すべきポイントを示します。
「7-4 持続皮下注入法の実際」(6分41秒)では、穿刺方法、機械式ポンプを用いた流量設定方法などを実演し、具体的な使用方法を解説します。
「7-5 PCA:Patient-Controlled Analgesia」(2分26秒)がん末期の疼痛コントロールなどで患者さんにとっては有効な手段となり得るPCAについて、初めての方でもわかりやすいよう動画で解説します。

講師: 茅根 義和(株式会社東芝 東芝病院 緩和ケア科 部長)

7.持続皮下注入法 (1.7MB)

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