公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第4章 疾患の進行期の医学的管理

7.精神疾患の在宅医療(伊藤 順一郎)

在宅医療の現場で、精神疾患を抱える患者と出会うことがあります。その時に、在宅医として理解しておくべきこと、まずできることを考えます。この講義を通じて、精神疾患を抱えながら生きる患者についての包括的な支援を学びます。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「7-1 病いをもつ人をみる」(3分13秒)では、精神疾患の患者が在宅医療の対象になる状態について考えます。医療をはじめとする支援が必要な患者の状況を講義します。
「7-2 支援の開始」(3分12秒)では、精神疾患の患者や家族に対してのアプローチについて最初のステップで重要なことを理解します。
「7-3 支援のゴール」(3分25秒)では、精神疾患においてのゴールがどのようなものかを学びます。病を抱えながら生きる患者が市民として普通の生活ができるようになるために、地域での包括的な支援が必要であることを学びます。
「7-4 地域のなかで乗り切る」(3分50秒)では、精神疾患を抱える患者が、症状悪化の際に周囲の人々とともに危機を乗り越えることが自身の成長につながることを講義します。
最後に「7-5 おわりに」(3分48秒)では、家族への支援、精神科医の役割を整理して学びます。精神科疾患患者に対しての精神科医による訪問診療と、在宅医との連携も今後広がっていくことが望まれます。

講師: 伊藤 順一郎(メンタルヘルス診療所 しっぽふぁーれ 院長)

7.精神疾患の在宅医療 (1.84MB)

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