この節では国際生活機能分類(ICF)の概念とその活用について捉えていきます。そして在宅医療におけるリハビリテーションの実践について考えます。
それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「1-1 ICFの概念とモデル」(6分10秒)では、まず患者の生活機能状態を判断するためにICFを活用することを理解します。ICFの概念を把握し、在宅医療の現場でどのように活用するのかを考えます。
「1-2 リバビリテーションの概念とモデル」(5分3秒)では、リハビリテーションとは何か、再確認していきます。そしてQOLの向上と新たな障害予防のために機能回復を最大限にするモデルを学びます。
「1-3 症例検討」(4分59秒)では、56歳男性脳梗塞後の症例をICFモデルで検討することを通じ、ICFの活用について学習します。
そして、「1-4 まとめ」(1分27秒)ではリハビリテーションを実践するうえでの姿勢についても触れていきます。
講師: 堀田 富士子(東京都リハビリテーション病院 地域リハビリテーション科 科長)
1-1.国際生活機能分類(ICF)とリハビリテーション (1.72MB)