在宅で診る高齢患者によくみられるサルコペニアとフレイルについて学びます。身体機能の改善には、どのように評価し、対応すれば良いのかを考え、生活を改善するための実践につなげます。
それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「2-1 サルコペニア 診断と原因」(4分15秒)。近年、サルコペニアは加齢に限らず活動、栄養、疾患による筋肉量、筋力、身体機能の低下と捉えられています。在宅において重要なその概念を理解し、その原因を捉えることができるように学んでいきます。
「2-2 サルコペニアへの対応」(3分5秒)では、サルコペニアについて、加齢・活動・栄養・疾患という原因からの対応を考えます。特にリハ栄養について考察します。
「2-3 サルコペニアの嚥下障害」(4分10秒)では、老嚥、誤嚥性肺炎、嚥下障害の違いについて学び、経口摂取ができるようになるためのリハビリテーションについて考えます。
「2-4 フレイル 指標と介入」(4分22秒)では、フレイルについて概念や指標を解説し、その介入について考えます。フレイルからの状態改善ができることを知り、患者への対応に活かします。
講師: 若林 秀隆(横浜市立大学附属市民総合医療センター リハビリテーション科 診療講師)
1-2.サルコペニアとフレイル (1.85MB)