公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第2章 在宅医療の臨床課題 Ⅰ生活機能障害と在宅医療 Ⅱ在宅急性期の課題

2-4.せん妄(井上 真一郎)

この節では、認知症との鑑別が必要となるせん妄について考えます。精神症状は本人や家族にとって困難なものです。医師として求められるせん妄の診断・対応を、この講義を通じて学びます。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「4-1 せん妄の症状とは」(4分51秒)では、認知症では説明できない精神症状を考えるうえ、認知症との鑑別が必要となります。ここではせん妄の特徴を捉えます。
「4-2 せん妄の可逆性・不可逆性」(3分29秒)では、せん妄の原因を考えることの重要性を学びます。可逆性、不可逆性の判断や、それによる対応の違いを理解します。
「4-3 せん妄の薬物療法」(4分58秒)では、せん妄に対しての薬物治療についての注意点、Tipsを講義します。
そして、「4-4 ピットフォール」(3分17秒)では、医療者も見逃しやすいせん妄、そして医療者が引き起こしてしまう薬剤性せん妄について講義します。

講師: 井上 真一郎(岡山大学病院 精神科神経科 助教)

2-4.せん妄 (1.92MB)

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