公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第6章 小児の在宅医療

6.小児在宅医療で活用できる社会制度(梶原 厚子)

子どもを取り巻く社会制度は、大きく変革しています。小児在宅医療を支えるものとして、活用できる社会制度を理解し、医療的ケアを必要とする子どもたちが、自宅で、地域の中で暮らしていくために、どのような関わりができるのか、学習します。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「6-1 児童期に利用できる在宅福祉サービス」(5分5秒)では、改正児童福祉法を中心に、児童福祉を取り巻く社会制度を解説します。とりわけ、子ども子育て支援新制度、小児慢性特定疾病児童等自立支援事業を講義します。
高齢者と違い、一括して相談できるケアマネージャーのような相談窓口は、小児領域にはありません。「6-2 サービスを繋ぐ相談支援専門員」(2分36秒)では、相談支援体制と、利用相談のあとの、サービス利用計画立案から実施までの流れを理解します。
「6-3 サービスを利用するための認定」(3分37秒)では、支援区分認定について理解します。対象年齢によって、支援区分認定の方法や、医師の関わり方が異なります。とりわけ17歳以下の認定において、主治医がどのように関わることができるのか、を考えます。
「6-4 地域自立支援協議会」(3分24秒)では、障害者総合支援法に基づく地域自立支援協議会の役割を理解します。障害があっても、医療的ケアを必要としていても、子どもたちが、よりくらしやすくなるための関わり方を検討します。

講師: 梶原 厚子(医療法人財団はるたか会 看護部・リハビリ部 統括管理者)

6.小児在宅医療で活用できる社会制度 (1.75MB)

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